傷ませない!夏のお弁当作り!
2021.07.15
夏が近づいてくると心配なのがお弁当の傷み!食中毒です!!
今回は、夏でもお弁当を傷ませない対策・注意点をご紹介します♪
ポイントをおさえて安心してお弁当を持たせましょう!
INDEX
お弁当を傷ませないために”まず”すること
手をしっかり洗う
「お弁当が傷む」とは細菌が繁殖する状態のことで、夏場の気温は細菌が最も繁殖しやすい気温になるため、お弁当が傷みやすくなります。
お弁当を傷ませないようにするために、まずはしっかりと手を洗いましょう。
調理中もなるべく直接手で触らず、特に生物を触った後は都度しっかりと手を洗います。
調理器具・お弁当グッズはしっかり洗い、しっかり乾燥させる
食中毒を防ぐためには調理器具、お弁当グッズを清潔にすることが重要です。
お弁当箱の蓋パッキン等も外してよく洗い、しっかり乾かしましょう。
水滴がついているとそこから菌が繁殖し、カビができてしまうので要注意です。
なお、節約にもなるためシリコンカップを使用している人も多いかと思いますが、気温が高い時期は衛生面を重視して使い捨てカップに切り替えた方が良いでしょう。
調理の際に気を付ける事
しっかり加熱する
食品に付着している細菌の多くは熱に弱く、卵や魚・肉などは中までしっかり加熱することが大切です。
作り置きや前の日の残り物を入れる際は、詰める直前に再度加熱しましょう。
また、加熱した食材でも手で触れてしまうと再度細菌が付着してしまいますので、できる限り素手で触らないようにしましょう。
おにぎりはラップで握る
よくしてしまいがちなのが素手でおにぎりを握ること。
いくら手を綺麗に洗ってもシワの間に細菌が残っている可能性もありますので、ラップなどを使用して作るようにしましょう。
濃いめの味付けにする
おかずの味付けは薄味に比べ濃いめの方が食べ物の腐食を防げます。
普段薄味の方も気温が高くなってきたらいつもより濃いめの味付けを心がけてください。
お弁当を詰めるときの注意点
水分はきちんと切る
水気が多いとお弁当が傷みやすくなります。
なるべく汁が出ないようにし、汁気がある場合はしっかり汁気を切りましょう。
ご飯やおかずは全てよく冷ましてから
十分に冷めていないと蒸気がこもり、水分となって食材が傷む原因になってしまいます。
しっかり冷めているのを確認してからお弁当箱に詰め、蓋をするようにしてください。
直接手で触らない
お弁当箱に詰める際も素手ではなく、菜箸を使用して詰めましょう。
加熱したものであっても素手で触ってしまうと手に付着している細菌がつく可能性があります。
グッズや食材の力を借りる
酢酸
梅干しや生姜、酢などに含まれる酢酸の力を上手に利用してみましょう。
酢酸の食材は夏バテにも効果がありますので、一石二鳥です。
保冷剤・保冷バッグ
既に利用している方も多いと思いますが、お弁当の持ち運びには「保冷剤」「保冷バッグ」を使用し、冷たい状態を保ちましょう。
注意したい食材
主食
ご飯に具材を混ぜると傷みやすくなるため、チャーハンや炊き込みごはん、丼物はお弁当では避けた方が良いでしょう。
麺類に関しても同じで焼きそば、パスタ等具材と混ぜるものは避けた方が無難です。
また、サンドイッチも水分を含んだ野菜やマヨネーズを使用することが多いため避けた方が良いでしょう。
野菜
トマトやレタス、きゅうりなど水分を多く含む生野菜は気温が高くなってきたら入れないようにしましょう。
茹で野菜はしっかり水気を切ってからお弁当に入れるようにしましょう。
また、火を通してある煮物は大丈夫かと思われがちですが、煮物も生野菜同様に水分が多いため、時間が経つと菌の繁殖を招いてしまいますので避けた方が無難です。
卵
卵料理は半熟にはせずしっかりと火を通し、ゆで卵なら固茹でにしましょう。
マヨネーズ
マヨネーズを使用するとその食材から水分が出やすくなって菌の繁殖を招いてしまいます。気温が高くなってきたらマヨネーズで和えたものは入れないようにしましょう。
使用する場合は、個別包装タイプのものを使用し食べる直前にかけるようにしましょう。
フルーツ
フルーツは水分が出やすいので、気温がたかくなってきたら入れないようにしましょう。
どうしても入れたい場合はお弁当とは別容器に入れましょう。
傷ませない!夏のお弁当作り!~まとめ~
いかがでしたでしょうか。
美しい見た目、美味しさも大切ですが、梅雨や夏場のお弁当作りには食中毒対策をしっかりと行い、安心して食べられるお弁当を作りましょう。
気温や湿度が高い時期は菌が繁殖しやすいため、より一層注意が必要です。
今回ご紹介したポイントをしっかりおさえ、これからのお弁当作りの参考にしてくださいね。